近頃の小僧はピッチャー交代のタイミングでの代打要員。
5月以降は、日に2試合練習試合が組まれていても、1打席のみ出場機会。
しかも全くヒットが出ていない様子。打率は急降下で1割も打っていないのでは・・・
それでも代打で使ってくれている。とても有難いことです。監督さん「感謝しております」
私は今まで小僧の出場機会があろうがなかろうが観戦しておりましたが、ここのところはチョット距離を置いています。理由があるわけではありませんが、小僧にとってもそのほうが良い気がしています。
小僧は、小学4年生の途中から野球を始めました。自分の意志ではなく、私が無理やり近くの少年野球チームに入団させました。しかも本当はテニスがやりたかったのに。
最初のうちは週末になると、朝いつも空を見上げて雨が降っていないか確認していたね。送っている車の中では行きたくないから涙を流さないように上を向いて我慢もしていたね。でも段々と仲間もできて野球の楽しさがわかってきてやっと、笑顔が出るようになった。
楽しくなると次第に技術も成長してきて、弱小チームだったから主要なポジションをやらせてもらっていた。それなりには楽しく野球やっていたのだろう。
しかし私の期待が大きくなってしまって本当につらい思いをさせてしまったと思う。身体も運動神経も普通なのに、うまい子と比べたり、なぜこんなことできないと罵倒したり最低な親だ。
妻にも自分の両親にも、散々言われた。
何度も手を出したし、何度も「辞めてしまえと」・・・ もう最低な親だ。
それなのに小僧は野球を頑張って野球を続けている。結果が出ていない苦しみと戦っている。
小僧は私のことは大嫌いだろうが、私は小僧が大好きだ。小僧の為と思って厳しくすればするほど溝が深くなる。ず~っと悪循環の繰り返しをしてきた。何年も、何年も。
だから、少し距離を置いて、少し勉強をした。
すぐにはできるかどうかわからないが、過去的思考を未来的思考にしていこうと思う。なぜできないではなく、いつかできるように頑張れよ!と言ってあげよう。私の課題は、困難を克服する”活力”を与えること。
もう手遅れかもしれないが、いつか子供への信頼を取り戻せるよう気持ちを変えていこう。小僧に「変われ」って言っていたが、まずは自分が変わらなければ小僧も変わるわけがない。本当に申し訳ない。何年かかっても、償うよ。
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